STAGE OF THE GOLDEN WITCH
MEMORIAL SOUND COLLECTION
FROM EP1 - EP4
-Staff comments-
&
Lyrics
はじめに
うみステEP4記念のCDをお手に取っていただきありがとうございます!
このページでは関係者コメントや歌詞をご紹介させていただきます。
どうか、音楽からもうみステの思い出を紡いでいただけたら大変ありがたく思います。
※ご都合上コメントの掲載が難しい音楽家さんもいらっしゃいます。どうかご容赦いただけましたら幸いです。
dai(Track12&13)
うみステEP1~EP4完走おめでとうございます!
舞台の原作となったゲーム「うみねこのなく頃に」は2007年8月17日から2010年12月31日にかけて8部作で発表されました。その間僕もずっと曲制作の一員として関わらせていただき、気づけばうみねこに収録していただいた曲は僕の人生にとってかけがえのないカケラとなっていました。
うみねこが完結してから約15年。深淵にあったそのカケラを今回もマサミさんに拾いあげていただけて、こうしてまたうみねこの世界にて曲を響かせていただけて幸せに思います。
うみステを生み出してくださって、そして曲を使っていただいて本当にありがとうございました!
xaki(Track9&14&15&17)
うみステから「うみねこ」ワールドへ入った皆さん初めまして、うみねこ作曲家チームのxakiと申します。今回のCDでは「旋律」「activepain」「Discode」「失楽園うみステVer」などに関わらせていただいています。うみねこの楽曲は沢山の音楽家によるコンペ(オーディション)形式で制作されており、お互いにライバル同士、妥協の一切ない本気曲で構成されています。その膨大な楽曲群の中の、ほんの一部ではありますが、今回のアルバムに抜粋された楽曲からうみねこの世界を感じ取ってもらえたら嬉しいです。
そして、うみねこ舞台化にあたり、原作曲の使用を決断してくださった07thさん、クラシックスさんはじめ関係者の皆様にも感謝いたします。うみステならではの選曲に、うみねこ音楽の新たな一面を発見しつつ毎回楽しませていただいています。舞台化もEP4で一段落、ここから原作では展開編の「うみねこ散」がスタートします、舞台チームがどこまで駆け抜けてくれるのか…期待と緊張入り混じりながら見守らせていただきたいと思います。
あきやまうに(Track 10)
今回「黒のリリアナ」の収録にあたり、今までフェードアウトだった終端をちゃんとした終止形で終わるようにしてみました。
また、終止形を追加するためにデータ自体も再構築しました。聴き比べてもどこが変わったのか分かりにくいと思いますが、スタッカートの表現や低音周りを若干はっきりさせていたりします。
再構築して曲の編集が簡単になりましたので、舞台などでも機会があれば尺合わせができると面白いかなと思っています。
ラック眼力(Track1&4)
うみステファンの皆さんこんにちは。一部原作の音楽を担当しましたラック眼力と申します。物語の濃厚な世界観に引っ張られ、魔女魔女しい曲や怪しい曲を書くことができました。
脚色・演出の伊藤マサミさん、俳優の皆さま、裏方のスタッフの皆さま、うみステファンの皆さま…舞台にうみねこを蘇らせてくれてありがとうございます!
Gin_reuz(Track 3)
Ginです✝ うみステEP1を観ている自分の気持ちがどんなに高ぶっていたものか、よく覚えています。ましてや自分の曲を舞台上で聴けるなんて、夢のまた夢が叶いました。採用していただいた「fragrant cypress」という曲なんですけど、色々の思いを込めた作品ですし、皆さんもどうかお楽しみください!
ところで、「cypress」とはもしかして、何かの寓意を含んでいたりして…?
というわけで。
07thさん、一生忘れられない原作をありがとうございます。
クラシックスさんや関係者の皆さん、一生忘れられない舞台をありがとうございます。
イールフラッグさん、マジでいつもありがとうございます。
音楽を通じて一緒に07th作品等を彩らせてくれる07th音屋たち、素晴らしい楽曲とインスピレーションをありがとうございます。
そして「観劇者」の皆さん。I LOVE YOU <3
うみステEP4おめでとうございます!\(^o^)/
Lyrics
Track9
Track15
Track17
Active pain -gamesize-
Vocal:本木咲黒
Discode -gamesize-
Vocal:佐倉かなえ
旋律 -gamesize-
木村圭見 & xaki
目を閉じると 光は見える
耳を澄ますと 大地の吐息
甘い誘惑 戸惑いの心
風は私を 切り裂く
ひとつ 消えれば
ふたつ 消えゆく
明かりは命さす 旋律
花は 自ら散りゆく 無常
歴史は まわるまわる
メリーゴーランド
こわばる体を 揺らして
くちびる 噛み締め
真実を みる
目を開けると 光は見える
耳を閉ざすと 風の息吹
淡い誘惑 流麗の心
風は 私を つつみこむ
ひとつ 消えれば
ふたつ 消えゆく
明かりは命さす 旋律
花はつぼみで枯れゆく無常
大地は まわるまわる
メリーゴーランド
ふるえる体を 揺らして
くちびる 噛み締め
真実を みる
小さな明かり
手を伸ばしても
つかめないあなたと
私のワルツ
花は 自ら
散りゆく 無常
歴史は まわるまわる
メリーゴーランド
こわばる体を 揺らして
くちびる 噛み締め
真実を みる
真実を みる
淡く薄い望みは捨てて
その指に絡みつく希望の糸もそう
もう辿ることはできないから
絶望を楽しみなさい
ただ受け止めればいい「虚構(真実)」
だけを 緩やかな罠にひそむ
白昼夢な記憶が蝕む前に
あなたの命の灯をもやしなさい
諦めた瞬間で全てが終わりを むかえる
もう離さない つかんだ幻のアナタを
この目に見えぬものが真実ならば
もう彷徨ない 答えはうつろいのなかに
この激しい痛みとともに あるのならば
未来を支配する者が望むのなら
腕も脚も差し出せるわ
だからどうか願いを叶えて
(たったひとつだけでいい)
過去を支配する者が求めてた
楽園は此処よ そんな所にはないの
辿り着けない永遠に
(帰り道すらもわからない)
戻ることなどできないの
後ろの扉は消えてしまった
出逢うはずの二人導いて
例えば宇宙誕生の瞬間であっても
踏み込んではいけない館では
総て愛してみせるから
仕組まれた罠だとも 嘲り笑ってみせるんだ
哀しみの記憶すら 現在を支配する者を責める道具にして
一度だけ 囁くよ
Dis Code
雨は止まずに 統べてを支配しようとする者を連れて
終末の楽園を目指す
物語はそこから